金環食

今日近所のデパートに行ったら、金環食グッズのコーナーが設けられていて、しかも売り切れていて驚いた。
僕は実は25年前、沖縄で金環食を見た。その時ぼくはまだ幼稚園。街では日食を見るためのメガネやらプラスチックの板がバカ売れしてたんだけど、なぜかうちはそれを用意していなかった。
そのことを当日になって気がついて、なんとか金環食を見ようということになった。でも、もちろん直接太陽を見るわけにはいかない。そこで、祖父が慌ててその場にあったものを使って即席の日食板(?)みたいなものを作った。

 

1.ガラスの板と、ロウソクまたは100円ライターを用意します。

2.ライターに火をつけ、ちょっと距離をおいてガラスを炙ります。

3.ガラスをススで真っ黒にしたら出来上がり

 

扱いを間違えるとススが服についちゃうといったデメリットはあるけど、意外と綺麗に見える。祖父の家の庭先で見れた金環食は、輪っかこそ小さかったけど、完全にリングになって、神秘的だった。

その祖父も2年前に死んだ。21日は子供の頃を思い出して、ガラスにすすをつけて見ようかな。
でも今年はちゃんと見れるのかな?なんか曇になる気がするぞ。