1ヶ月の間に2回障害者なんじゃないかといわれる

1回目
この間仕事で某空港に行って、社長と先輩といっしょに調査みたいなものをやったのね。そしたら、社長の目の前でカメラを落として、カメラのズームレンズの部分を大破させてしまいました。貴重なカメラを完全にぽんこつにしてしまったのです。
そんで、実はそれ以前からも社長の前でモノを落としまくってて、このカメラの一件で、医学に詳しい社長は俺の脳に何らかの異常があるんじゃないかと疑いだしたわけです。
とくに俺の場合、昔おたふく風邪で大熱が出た時に右耳を失っているので、三半規管やら運動神経もその時に一部狂っちゃったんじゃないかと思ったらしいのね。
で、考えてみたら、俺あんまり片足で長時間立ってられないし、昔からモノを落としまくっているし(メガネを買って、その日で無くしたこともある)、ビールはこぼすし、思い当たる節がいっぱい。
そんで、社長曰く、「お前は今のうちから左手を鍛えとけ」とのこと。右手がいつか動かなくなる可能性があるから、だって。MRTとか脳波測定受けろ、だって。
でも、この間握力を測ったら、いまだに右手なら40キロ(?)以上あったし、障害があればハンドボールやサッカーも絶対出来ないだろうし大丈夫な気がするんだけどなあ。
2回目
先週健康診断があって、そのとき右耳が聞こえないってことを言うと、「あんた、立派な障害者やん!」って医者に言われた。冗談では何度も言われ続けてたけど、医者に言われたのは初めて。でも、ネットで調べたら、片耳だけだと障害者申請は出来ないらしい。うれしいような、ちょっと残念なような。
まとめ
この2回の障害者じゃね?って疑いで、自分が少し解りました。
おれ、けっこう障害に甘えるタイプかも。
何かミスっても、『耳聞こえないからしょうがない』『脳がおかしいからしょうがない』って考えるタイプ。
ちょっとウケる。


仕事6合目

1.うちの会社は、社長や創立時からのメンバー以外は皆若くて、一番歳がいってて30半ば。大半が20代なんす。俺より若い人もいて、ホントに、学校みたいな気分。仕事の内容は厳しいけれど、それでも皆必死に毎日を戦ってるって感じがする。
俺は今先輩からしかられてばっかりだけど、このメンバーの中に入っていっしょに戦う儀式として、コレぐらい当然なんだ。部活だってそうじゃないか。
今日会社に最後までいて、帰り道。みんな若くて、私服で、ああなんか知らんがまた青春しとると思った。ちょっとずつ、自分のしなきゃいけない仕事が、本当に自分の仕事なんだと感じられてきた。先輩からまわされたもの、という意識ではなくて。いい傾向なんじゃないか。
2.先輩が言っている叱責の言葉には難しい言葉はひとつもなく、とてもわかりやすいんだけど、本当の意味ではなかなか理解出来ない。先輩と僕ではパラダイムが大分違うんだと思う。
先輩の言葉には矛盾しているように思えるものも多い。「解らないことは聞け」と言えば、「すぐには聞くな」と言ったり、Excelをプリントアウトしようとすれば「そんなことせず手書きでいいだろ」といい、いざ手書きで書くと「なんで手書きなの?Excelで十分だろ」という。
悔しいことも多いんだけど、でも。以外と世の中って、矛盾って矛盾で成立するからね。実は先輩の言っていることは矛盾しているんだけど、成立しているのかもしれない。同時に成り立つパラダイムこそ、先輩の持つそれなのだろう。
なにか、補助線を引けば、それらが同時に成り立って、僕もそのパラダイムに変われるのかもしれない。我慢してるのはそのためだと自分に言い聞かせている。補助線が見えるようになれば、多少は成長するんだろう。


西千葉通勤

西千葉通勤
毎日電車に揺られて東京に出て、毎日電車に揺られて西千葉に帰る。
休みの日は大学の研究室にお邪魔して持ち帰った仕事をし、日曜日は湯山家の犬の散歩をして寝る。空気までもがビジネス色な半蔵門と違い、西千葉の緩やかな空気がとてもいい感じ。このゆったり感。いいんだよなあ。
毎晩西千葉の駅に降りるたんびに、小さな祭りにやってきたような錯覚がする。毎晩毎晩、大勢の大学生が、酔っぱらい、誰かに支えられ、地面に嘔吐している。中華料理屋や手羽先屋の赤提灯の怪しい光が、小さな祭に華を添える。
でも、そこから黒砂台方面へ歩き出すと一転、祭りの後のように閑散としてくる。またずっと歩いていると、ピエロやら、ジャンチキやらで大騒ぎしている輩に出くわすんだけど、このギャップがまたいいんだよ。
季節が夏になってきているからこんな気分になるのかも。暑い夜ほど、祭の気分が高い。
そういえば、毎年入道雲を見上げて、夏の到来を実感していた。
今年はまだ見てないなあ。
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