『さよならにさよなら』

お久しぶりです。すいません、今日はとても私的なこと(?)を書かせて下さい。
強烈に忙しかった日々が終わって、既に三日目が経とうとしています。


四月五日、俺たちケアハウス日夕苑の庭をデザインする班は、最終プレゼンを終えた。去年の10月から文字通り半年も続いたこの課題も、事実上ついに終わりのときを迎えたのだ。
その日まで三日間も学校に泊まった、俺とキム兄、サカセ、リッキーはボロボロ。
プレゼンの前日の夜は、TAの小杉さんも参加して、まさに最終日前夜の盛り上がりを見せた。
ああ・・・ついに終わってしまった・・・。
プレゼンを終えて、日夕苑から”報酬”と言えるぐらいに割り増しされた交通費を受け取った俺らは、その足でボーリング、牛角をはしご。
でも、みんな疲れ果てていて、牛各では五人中三人も爆睡するという有様だった。
キム兄とリッキーが寝ている間、俺はこの半年間のことを振り返っていた。
課題が最終曲面にさしかかる頃からみんな言ってるんだけど、この課題、思い出がめちゃくちゃ多すぎる。
この怪文書を振り返っても、チーム日夕苑関連の記事はとても多い。11/27『20Q』の話だって日夕苑の話だし、クリスマスのナンパだって日夕苑がなかったらない話だった。
それだけではない。酒飲んでプレゼン会場のトイレでゲロ吐いたり、凍った池を渡ろうとしてベンケイを切ったりしたのも、日夕苑。
・・・載ってないのも考えてみれば、まだまだある。
屋上に月を見に行ったのも、昭和記念公園でみんなで自転車二人乗りしたのも、キム兄と先生がボートに二人で乗ってて、それを見て爆笑したのも、日夕苑。
サカセの車でドライブしたのも、徹夜明けに霜柱をみんなでつぶしたのも、クリスマスパーティーで踊り狂ったのも、それも日夕苑。
メンバーの年齢が、小杉さんも含めて全員バラバラで、学年も違う人もいて、キム兄の卒研発表もみんなで見に行ったりして。
ホームレスが突然やってきたときに見せた人の優しさや、そのあと発覚したドロドロした大人の人間関係も見た。
すっごくうれしいこともあったし、個人的にすっごい悲しいこともあった。
でも、大学生活の中で、一番生きている実感がした半年間でした。
サカセ、リッキー、キム兄、小杉さん。
ありがとうございました!
そして、これからもよろしくな!
全ての打ち上げが終わって、自転車で家路につく時。俺の頭の中では、作業中ずっとかけていた武田鉄矢の歌が、エンドレスで流れていた。
『さよならにさよなら』


↑いい思い出をありがとう!そしてこれからもよろしく!!