ボボボーボ・ボーボボ

今日は、ボーボボについて書きます。
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だーーーーーーー!!!
ネタねーよ、そんなの!!!


大体ボーボボってあんまり面白くねーだろ!
っていうか、ボーボボ知ってますか?
ボーボボってのはジャンプでやってるギャグ漫画。超ハイテンションで時々ついていけなくなる。しかも、ギャグが超強引。
例えば同じジャンプにジャガーさんがあるけど、アレは一人一人のキャラを完全に活かしきって、人間の色んな醜い点をうまくギャグにしている点に凄い感心する。
技巧派と言えるんじゃないだろうか。車のレースで行けばコーナーすれすれを技術を活かして走るタイプ?
それとくらべると、ボーボボはコースを全部突っ切って、最短距離で笑いを取りにいくタイプじゃないだろうか。まあ、ようはとにかく強引ってことなんだよ。
ジャガーさんは上品、ボーボボは下品。それがジャンプ上のギャグ漫画の印象。
そんな議論を一浪のときにかわした。知り合いに一人ボーボボ派がいて、そいつが『ボーボボ』は新感覚のギャグ漫画だと崇拝していたのだ。
俺「ただ強引なだけじゃん!!」
友人「じゃあ、お前読んでみろよ!!」
俺は当時ボーボボを高校の時にやっていた連載前の読み切りの時点で見切っていたので、久しぶりに読むとしたら、何年ぶりかのボーボボになる。
で、ある日の夜。十時すぎに自習室を出て、近くのリウボウと呼ばれるスーパーに入った。そこで親と待ち合わせをしていたのだ。
親はまだ来てなかったので、入り口付近にある雑誌コーナーで立ち読みをしようと思った。ジャンプを立ち上げてぱらぱらめくってると・・・
あ、ボーボボ。
はじめは普通に飛ばそうと思ったが、あの友人の悲痛の叫びが脳裏をよぎって、それで久しぶりに読もうと決意する。
そのとき、誰かが俺の目の前に積まれたジャンプの山を取ろうとしたので、どいてあげた。その時、雑誌から目を離し、その人をちらっと見た。
なっ・・・!
こいつは、開邦高校のエリート女集団の一人じゃないっすか!!
当時、俺は自習室で、ある女の集団の隣に座っていた。俺と隣の席は、立てば向こうを見越す事が出来る程度の低いしきりで仕切られていて、その向こうには開放高校という沖縄県内のエリート高校出身の女子の集団が陣取っていた。
でね、こいつらがまた近づきづらいんですよ。彼女らで独特の世界観を気付いていると言うか、そんな感じになっているんです。俺が話しかけても、見下されている感じがしてどうしてもいい感じがしない。
そのうちの一人が、リウボウで俺の隣でジャンプを読み出したのだ。
俺は少し焦った。
・・・・ボーボボを読んでいるところを見られたんじゃないのか!?
さっきも言ったように、俺の中ではジャガーさんは上品、ボーボボは下品。
下品なものを見て笑っているのを見ると、またさらにこの一派は俺の評価を下げてくるんじゃないんだろうか
俺の手元のジャンプはすぐさまジャガーさんのページに瞬間移動していた。開邦の女は相変わらず鼻を上に向け、お嬢様のような態度でジャンプをぱらぱらめくる。
なんか俺的に勝手に気まずい感じがして、その場を離れようとした。
俺「ちょっと、すいませーん」
彼女を軽くどかして通路の方に出ると・・・
くすくす・・・・
ちらっと見ると、彼女は笑っていた。そして、肩越しに何を何を読んでいるのかが見えた。
な!!
こいつ、ボーボボ読んでますやん!!!!
親の車の中で大爆笑。でも、その後自分の器の小ささに気付いて自己嫌悪。
忙しいなあ俺も。
とりあえず、作品集作り頑張ります。