ヤンクミは強かった

いや、ヤンクミさんのことじゃないっすよ。ドラマの方のことです。
今日は来週金曜日の課題の資料を探すためにいろんな本屋や図書館を見て回ったんだけど、いやはや、収穫はゼロに近かった。
しかしながら、初めての千葉中央図書館(?)にはマジ感動。
めっちゃビルがカッコいい。デザインすごい。なんで今まで来てなかったんだろうと素直に後悔した。
でも肝心の資料はというと、いろんな雑誌や、デザインの本を探してたんだけど、なかなかいいのが見つからない。
で、たまたま雑誌コーナーの建築関係の近くも詮索してみると・・・・
・・・月刊誌『シナリオ』・・・
夏休みに映画をとりたいと思っている俺としては、ものすごくそそられるタイトル。もしかして、俺はこれを読むために何かにここに導かれたのでは・・・?
開いてみると、テレビドラマ『ごくせん』セカンドシ?ズンの第一話と第二話のシナリオ(脚本)が載っていた。
俺は『ごくせん』を見たことがない。視聴率が怪物級のドラマって何かで聞いたことがあるんだけど、あまり興味がわいて来なかった。だいたい学園ものは、なんか生徒の演出がどうしても嘘くさくてみる気が起きないし、見てもシラケてしまうんだよね?。
でも、もちろん俺は脚本を読み出した。
・・・・・・・・・・おもしろい
くそ、なんて面白さだ。立って読むのも疲れてきて、近くの席に座って本格的に読み出した。
なんたって、ヤンクミのキャラクターがすごい面白い。超強くて任侠出身で、めちゃくちゃ義理と人情に厚い熱血教師なのに、女の子っぽいところもあって、すてきな男性には恋いもするし、激しく傷ついたときには泣きじゃくる。そしてそれを支える任侠一家や職員室の先生たち・・。
なんて巧みなキャラ造形なんだろう。このキャラがあるからこそ、このドラマは面白いんだ。これぐらい魅力的なキャラ作れよっていわれてる気がした。
むむむ・・・・
物語を動かすための『困ったチャン』の設定。自分の出世のことを考えて、これ以上傷口を広げたくないためにヤンクミと対峙する嫌みな教頭猿渡、そしてクラスの問題児の生徒たち。彼らがどんどん問題を起こすから物語も必然的に動いていく。
むむむ・・・・
クラスの生徒はやっぱりくさいところがあったけど、てかあり得なかったけど、こんな設定自体あり得ないはなしだから問題ないし。
・・・・だーーーー!!完敗じゃ完敗じゃ(当たり前)!!
いや、すごい、参った。
こうやってプロの脚本読んでみると、自分の書いたやつが以下に稚拙なのかがよくわかる。
夏休み、がんばろ(あれ?課題は?)