専門学校に行って時代の変化を実感してきた

今日は以前お世話になった東京デザイナー学院に朝から行って、生徒さんとお話をしてきた。卒業生として生徒と交流して欲しいとのことだった。学校では今日から「さいかち祭」という年に一度の学院祭が開催されていて、一年生たちが自分のイラストを教室いっぱいに展示していた。

この学校では基本的にいわゆるアニメやゲーム系の絵を描く人が多くて、一年生の絵の中には、細部まで絵を丁寧に書き込んで迫力ある画面を仕上げている人もいて、うならされた。僕がたとえこういう絵を描くことに興味を持っていたとしても、一年のうちからここまで描くことはできなかっただろう。

卒業生用のカフェがあり、そこでコーヒーを飲んでいると、一年生がやってきて、フリーのイラストレーターってどうなの?と質問してきた。去年の夏から体験していた様々なことを話して相談に乗ってあげた。

するとそこに、すでに仕事をいくつかしている2年生の子がやってきた。彼女は今はやりのカードゲームなどの仕事をしているらしいんだけれど、またその絵がなかなか上手い。明らかに学校にはいる前からイラストを書いているようだったので、いつから書いているのか聞いて見たところ、9年前にはすでにネット上のお絵かきチャット上でイラストを描き始めていたとのこと。で、その時の年齢を聞くと小学校5年生だったんだって。

小学校からネット上でお絵かきしてたのかっ!

 

まわりにもそういう子が何人かいて、その子らと一緒にお絵かきを楽しんでいたんだとか。
僕が小5といえば、机か教科書に落書きする程度。ネットに落書きどころか、インターネットの存在すらあまりよくわかっていなかった。
つい最近まで「小学生のくせに携帯持ちやがって!」と憤っていたような気がするけれど、9年前にはすでにネット上にお絵かきできるほどのニュータイプが誕生していたのだ。
今の小学生は、ファッションもものすごい先進的だし、ランドセルだって多様化しているし、お絵かきチャットどころかもの凄い地平にまで進んでいるのかもしれないなと思った。

 

 

今週もお疲れ様でした。

来週もまたよろしくお願いします。