残波岬の近くで潜る

 

今日は山内真と残波岬の近くのリーフに潜りに行った。そこは彼が15年ほど前までよく潜りに行き、ウニやシャコガイ、サザエ、魚などをよく撮っていた場所。僕にとって海遊びといえば釣りか海水浴ぐらいだったので、今回は相当楽しかった。とはいえ、防水カメラを持っていないので、海を泳いでいる様子は撮影できなかった。

10年近く前に沖縄の近海のサンゴは世界規模で起きたサンゴの白化現象で8割近く死滅したって聞いていたので、あんまり魚はいないんじゃないのかと思っていたんだけど、僕が泳いだ浅いところでも、若いサンゴがたくさん出きていて、泳いでいてとても楽しかった。ところどころサンゴを食べるオニヒトデもいたので、持っていたモリで虐殺。

 

↑家まで迎えに来てくれた山内真

 

 

ずっと浅さ50センチ程度のサンゴのリーフを泳いでいると、サンゴとサンゴの間に幅1メートル、深さ2〜3メートルほどの岩の切れ目が現れた。そしてその間に50センチほどのイラブチャー(ブダイ)が泳いでいた。興奮して二人で岩の切れ目にそって追いかけていると、突然目の前でリーフが途切れた。そこから先は、まるで切り立った崖のように急に深くなっていて、深遠な青が遥か深くまで広がっていた。水も急に冷たくなっていて、そこから潮の流れが変わっているようだった。下に伸びる岩壁に沿って大きな魚が泳いでいるんだけど、さすがに怖くなってきて、引き返した。

 

 

結局今回は魚やウニを採ることはできなかったが、そのかわりサザエを5つ採ることができた。サザエはサンゴの下や岩の穴にいて、岩肌と同化していた。僕は一匹しか見つけられなかったが、真は短い間に4匹も見つけていた。

 

 

もちろんつぼ焼きにして食べた。お酒に合って非常にうまい。

 

おまけ

海に二重の虹がかかっていた。とても綺麗だった。