カンテン壱号

お久しぶりです。今日夕苑でこの記事書いてます。
最近怪文書を書く時間が全然ない。例えるならジェットコースターのような日々。


昨日の朝日夕苑で早朝の仕事を終えた後、研究室に立ち寄って、ビデオカメラを取りにレオパレスに帰宅。研究室に戻り、課題の音を採取しにゆやまんと街に繰り出す。
で、夕方の六時。へとへとになって戻ってくると、研究室に荒谷さん、モモヨット、金澤くんの三人が、何やらホワイトボードに何かを書きこみながら打ち合わせをしていた。
俺はそのまま席について、九時からのキム兄との打ち合わせの準備を使用としていると・・・
ゆやまん「なにいいいい!?」
ゆやまんの絶叫が。聞くと、三人はいつの間にかチームを結成していて、コンペティション『座ってみたい北の創作椅子展2006』に応募しようとしているというのだ。
ゆやまん「抜け駆けされたあ!山里君これはやるしかないよ!」
コンペの締め切りは18日。模型を作って、事業部のある北海道まで送るためには、明日の(つまり今日)の昼までには出さなければならない。
現在15日。午後6時。
絶対無理!!!
ところが、ここで無理ですって言うと、ミスター・ショボ夫のレッテルを張られるのは間違いなかった。なぜなら、昼間ゆやまんと話しているときのこと・・・。
俺「俺は決めたぜ!今年できることは全部やってやるぜ!」
ゆやまん「おお!!じゃああたしも全部やろう!」
「ヤリまくりだぜー!!」
マジこんな会話の後、無理とか言えないんですけど!!前日日夕苑だったからただでさえ寝れてないのに、これやったら絶対徹夜。むりむり!
・・・・・・・・・
おんどりゃああ!!もう適当でも、ゴミでもいいから何か作って出してやんぜ!!
やけになった俺は、強引に頭を動かし始めた。
さあ、何を作ろう・・・。キーワードは『北の』と『座ってみたい』というところにあるんじゃないかと思われた。
そこで、俺は北の国ってのは空気が澄んでいて光がきれいだって印象があったから、透明系なものを作ろうと考えた。そこで、模型をいざ作るとき、固形のバスソープを使うってのはどうだろうと考えた。
バスソープは透明で加工もしやすく、しかも安いので、この模型製作にはぴったりだと思われたからだ。
ところが模型を石けんで作ろうと考えているうちに、椅子自体石けんでできててよくね?と考えるようになってきた。
石けんの椅子なんて見たことある!?ゆやまんと二人で勝手に超興奮。
その頃時間が既に七時になっていた。このままでは材料を売っている店が閉まってしまう。
そこで、大急ぎで金澤くんと荒谷さんとゆやまんの四人で津田沼のユザワヤに突入。俺は反対側にあるパルコで石けんを探し出す。
研究室に戻り、石けんの椅子ってどんなものなのか、想像を膨らますことにした。
コンペの注意事項によると、野外に置き、誰でもすわれる椅子が条件・・・。
で、考えてみると(考えないでもわかるけど)、石けんを外におくとぬるぬるが激しくなって、しかも溶けてしまい、どう考えても条件に適さない。
・・・・・あれあれ・・?ちょっと無理じゃね?
いや、しかし、無理だったら困る。俺は逆に材料を石けんしか買っていなかったから、今更“石けん無理”なんてことはあり得なかった。
途中から参加したキム兄とゆやまんの三人であーだこーだ議論を交わすも、いっこうに石けん製の椅子の姿が現れてこない。
どう考えても、泡がたくさんで、ぬるぬるしている公園の椅子に誰も座るとは思えない。
しまいには、俺の疲れもピークに達して、自分が何を考えているのかもわからなくなってきた。
結論
無理。
しょぼい!しょぼいすぎる!!
やけになった俺は立方体に切った石鹸に針金やら空き缶のプルタブを突き刺して、『カンテン1?6号』というタイトルで適当に送った。
ゴミ。
ホントにゴミを送ってしまった・・・・・。