絵柄の変化

(7月22日ではないですが。。)

クリエイターエキスポで何が一番しんどいかって、パンフレットを作るところなんです。
僕は何かをレイアウトするのがめちゃくちゃ苦手。
文字をどう組み合わせたら綺麗になるのかとか本当によくわからない。
もともと頭がとっちらかってるから、それを整理するだけでも大変なのに、それをさらに美しくするなんて、強風の中シートを敷いて優雅にピクニックしようとするようなもの。

まあただレイアウトの勉強をしてないだけなんだろうけど。うん、そうですね。。

とはいえ、去年とその前のイラストを見比べるのはめちゃくちゃ楽しい。というのも去年、とにかく毎日ツイッターにイラストを載せるため半年ほど毎日書いていたんだけど、そのせいで僕の中のOSがアッグレードされたのかってぐらいイラストが良くなった気がするからだ(フォロワーもいいねもほとんど伸びなかったんだけどさ)。線に勢いが出たような気がするし、全体的に丁寧になったような気もする。人って半年本気で頑張っただけで、だいぶ変わるのねってことをめちゃくちゃ可視化したのがこの一昨年と去年の絵の違いだった。ニヤニヤするね。

ところで、絵柄の変化はフランスの漫画家Yves Chaland(イヴ・シャランド?未だに読み方がわからない)の影響を受けたことが大きい。

出会いは偶然ピンタレストでズキュンときたのがきっかけ。とにかく太くて滑らかで生き生きとした線、確かなデッサン、レトロモダンな雰囲気に一目惚れしてしまって、特に絵柄が素晴らしかった Freddy LombardAmazonで購入した。

 

さっきからわざわざアルファベットで書いて調子乗ってる感満載だけど、どうも作者は1990年に33歳の若さで亡くなっているらしく、日本では無名なようで、いくら検索しても日本語表記が出てこない。もちろん日本語wikiはない。それどころか、普段肉厚ステーキのような重厚記事ばっかりの英語版wikipediaでも、Chalandの項はずいぶんあっさりしている。Amazonで購入した本も、発送先はイギリスだった。うっすい134ページなのに3000円以上。英語セリフ読めまっせん。

でも間違いなく買った価値はあった。

日本語版でないかな。。