ブーゲンビリアの生垣

1.

今日は僕が超好きな映画ですが、頑張ったのに登場人物がまっったく似なかったので、映画のタイトルは教えません(うそです、『ナビィの恋』です)

本土ではあまり知名度は無いかもだけど、沖縄では公開当時県内のタイタニックの興行収入を超えるヒットを記録した映画です。ちなみに元首相の小渕恵三もこの映画の大ファンで、監督と対談したこともあるのだとか。監督は中江裕司。

この映画の何がいいかって、物語もあるようでないような感じだし、唐突に沖縄の民謡を劇中の登場人物が歌い出したりして、初めて見た人にはついていきづらいところもあるだろうけれど、映画全編の空気が物凄く良くて、何度も何度も見てしまう。

今日この絵を描くためにネットの画像を漁っていたら、映画のラストのシーンの画像を見つけて悶絶死しそうになった。また見たいな〜。

2.

南国を描いていて思うのは、南の島は日差しが強いので明暗のコントラストが強い。ここに、「明」と「暗」の魅力がある。日差しの強い楽園。でも、その葉の陰には、過去の戦争で死んだ人の骨が埋まる。「明るいところこそ影も濃い」とは言うけれど、その極端な振れ幅に南国というテーマの可能性があるんでないかと最近感じてます。

かなり個人的な文章だな。。