大学生的生活

最近完全に生活の中心が研究室と化している。遂にうちの愛機『iMac壱号』も、レオパレスから研究室に移籍が完了し、三年生用のテーブルの一つを独占してしまった。おかげでこのブログを更新するためにはわざわざ研究室に来なきゃいけないというはめに。それは、まあ、いいや。
我が家は依然として廃墟のまんまである。
復旧のめどが全く立たない。この前の土日は03生の伊豆旅行で潰れてしまった(詳しくはリンク先のCOLORFUL HEARTSを見てちょ)。
こんなジャンクな本や棚達の前に立つと、すべてのやる気を奪われてそのまま寝袋に吸い込まれて寝るしか無いのだが、早いとこなんとかしないと、このままズルズルいって、廃墟の中で孤独なクリスマスを迎えてしまう危険性がある・・。
それだけはなんとしても避けなくては!!
というわけで、昨日全休だったんで早速朝から部屋の中のいらないものを捨てて、メタルラックを家に運ぼうという計画を、03合宿中に自分の中で起こした。
ところが起きてみると・・・
な!!もう1時ですやん!!
昼にはサ館に行ってさおりんと落ち会うことになっていた。ここは柔軟に計画変更だ。つまりサ館に行ってさおりんとの用事を済ませた後、メタルラックを我がチャリ『アインシュタイン号』に載るだけ載せて、家に帰ってから捨てるやつを分別するのだ。
ところが、サ館にさおりんの他にユッチがいて、これがまた『レッサーパンダはワニの餌』だとか、『洪水で水が溢れたとき、斉藤家の庭では大物が釣れる』とかいった馬鹿トークをしているのだ。
これに思わず参加してしまったのが俺のすべての敗因。メタルラックのことをすっかり忘れてしまって、思い出したときには既に外は真っ暗になっていた。
なんてこった・・。
とりあえずサ館に戻ったら、メタルラックが入り口付近にゴシャっとあった。これ全部もって帰るのかよ!
明らかに無理なんで、とりあえず1.5メートルの棒4本と、90センチのラックを4つ、持って帰ることにした。
しかし、明らかにオーバー・ザ・キャパシティ。
長い棒を引っ掛けるように乗せようとしたけど、どんどん滑り落ちていく。一個が滑り落ちそうになると、それを取ろうとして、今度は別のやつが落ちる。両手が塞がると足で今度はおさえる。そうして両手両足がすべて塞がると、後は残りが滑り落ちるのをただ黙って見ているしか無い。
まるでドリフのコント。最終的に立てかけた4つのラックの重みで周りのチャリまで倒れる始末。なんでこーなるのっ!!
ところがムカついてサ館に帰ると、ビニールのひもを発見。そのときになって初めて、今まで紐で結ぼうとしていなかったことに気がついた。ダメダコリャ!!!
ついでに、この棒も90センチと60センチにわけられることに気がついた。
俺はラックを荷台に積んで縛り付け、手で押さえながら徒歩で帰った。
轟小学校のあたりは、桜の葉がハラハラと落ち、その様子が街灯に照らされてとても奇麗だった。もう完全に秋の終わり。
この時期は二年前の『きまぐれな月』を撮影していた頃を思い出す。あれは俺の中ですごい撮影だった。女子トイレにカメラを持って入り、痴漢と間違えられたのは後にも先にも多分このときしかない。
そして、月がとても奇麗だった。
なんだ、大学もいい思い出がいっぱいあるじゃないか。最近になってようやく頭の中の思い出がいい感じに醗酵してきたんだろう。いい歳して、いい青春してるぜ。
メタルラックをかついで、馬鹿みたいに家路についたのでした。