駄目人間

今日こそは脚本書くぞと意気込んだんだんだけど、すぐに挫折(多分30分ぐらいしか粘ってない)。すぐに寝る。
今年は七月のはじめあたりからどんどん駄目になっていったんで、ここら辺で軌道修正しないと今年も不完全燃焼な年になってしまう・・・
で、思ったんだけど、後期でうまく活動できるためには、夏休みって何をすればいいんだろうね。
だらだら?徹底的にだらだらすればいいんだろうか?
違うよな?。思うんだけど、だらだらしたら、夏休み終わってもずっとそれを引きづってしまうような、そんな感じしない?
後期に何をするのか考えて行動しろってことなんだけど、
ていうか、早く脚本書けよってことだよね。脚本書かなきゃは始まらねーな
ひどい文章・・・まるで今日一日が現れた感じ。今日はそんな日だったってことです


離島に行こう

マジ衝撃!沖縄のauショップの店員さんがなんとメーリングリストのことを知らなかった!
いや、確かに俺も大学一年二十歳の夏までそんなもののそんざいなんて知らなかったよ。でもいくらなんでもケータイ会社の店員さんならわかるっしょ!しかも一人でなく二人も。まじびびった。
けさ、俺は起きたとき空を見て、旅に出ようと思った。ものすごくまぶしい太陽が照っていて、こんな日に家にこもっているなんてばかげていると思ったからだ。
そして、なぜか感傷的になりやすくなっていたのもあるかもしれない。
早速暇そうな友人に電話。赤嶺涼。静岡大四年。東海大地震のことを危惧して、親から多額の保険金をかけられているとうわさの男。もちろん即オーケー。
眼科とauの用事を終わらせた後、早速涼を乗せて車で旅。ドライビング。
とりあえず、今日は島の東側を行ってみることにした。いつもいつも俺は西海岸側しか行かないからだ。大体友人としゃべっていても、東海岸って何があったっけ?みたいな会話になってしまう。それで、東海岸再発見の旅にでようと思ったのだ。
俺「でも、とりあえず目的地があったほうがいいよな」
涼「どこするか」
俺「じゃあ、海中道路に行こう!」
海中道路・・それは、沖縄本島の東側にある勝連半島と、その先にある離島:平安座(へんざ)島を結ぶ道路のことである。勝連半島と平安座島は遠浅の海で隔てられている・・・・。
地図がないので多分かなり遠回りをして、一時間かかって海中道路に到着した。
すげーーーー!!!
海中道路は海の中にあるわけじゃないんだけど、道路の両側には青い海が広がっている。この道路は橋ではない。多分遠浅な海なので、道路の分だけ埋め立てがされているんだろう。だから、道路の中ほどの休憩所では海で泳ぐこともできるのだ。もっともハブクラゲがいるのでかなり危険なんだけどね?・。
休憩所に入って車から降りた。潮のにおいがする。どこまでも青い海が広がっていた。遠浅なので、結構遠くまで、海底の様子がわかる。透き通った水。そういえば、俺、今回沖縄に帰ってきて、一回も海に来てないや・・・
やっぱり癒される。
でも、やけに心配蘇生術の看板が多いのは気になる・・・
さらに車に乗って平安座島に到着した。実はここからさらに先に大橋がかかっていて、別の離島にいけるらしい。そのひとつが伊計島というところだ。俺は行ったことがない。
でも、俺ぶっちゃけあんまり期待してなかったんだよね?。
というのは、何かでここ平安座島には石油基地みたいなのがあるっていうのを見たことがあって、そのせいで、ここら辺一体の離島の自然もだいぶ自然破壊が進んでたりするんだろうな、と漠然と思ってた。
実際このあたりの海の珊瑚は、十年近く前の珊瑚の白化現象で、九割近くが死滅してしまったと聞いたことがある。だからもぐっても、特に珊瑚を見ることはできない。大体みんな海で水遊び程度で終わってしまう。
本島周辺の自然なんて崩壊寸前なんだ、ってのが俺の中の先入観だった。
しかし、平安座島をどんどん北上していくと・・・
伊計島の前に宮城島というところに出た。小さな運河?みたいなものに隔てられた島。どうやら、ここら辺は、南から平安座島、宮城島、そして伊計島と連なっているらしい。
で、この島が意外と大きかった。車をだいぶ走らせたんだけど、まだ伊計島が見えてこない。
その間、風景がどんどん変化してきた。
二メートルぐらいの高さのサトウキビ畑にはさまれた道。昔ながらの家。巨大な崖。そして、その絶壁の上に短い橋がかかっていて、そこから見下ろすとめちゃくちゃ青い海が広がっている。
思わず息を呑んだ。
さらに進むとトンネルがあって、それを抜けるとでっかい橋があり、伊計島に入った。
伊計島はほんとに離島って感じだった。ズン、ザッキー、あるいは良多、ムッシュと行った渡嘉敷島の空気と同じ感じ。とても車だけで来れたとは思えなかった。
すごい自然。道のほぼ真ん中に立っているガジュマルの木。モクマオウ。石垣に咲いたブーゲンビリア。まさに昔の沖縄。
うっそーーーー!!こんなとこがあったんだ!!!!
島に入ってすぐのところに、伊計ビーチというところがあった。俺たちは車を止め、ビーチに向かう。水着持ってくるんだった!!
しかし、ビーチに入ろうとすると、入場料を求められた。
何じゃそりゃ!!!!
よくみると、海水浴の客はほとんど本土の人だった。駐車場に止まっている車もみんな「わ」ナンバー(レンタカーということ)。多分このビーチの事は地元沖縄の人よりも観光客の方がはるかに知れわたってるんだろうな?と思った。だって、沖縄の車ほとんど走ってなかったし。
さらに奥に行って、漁港に出た。マジ水がきれい。炎天下なのにもかかわらず、長い間そこでボーっとしていた。
なんか、いつまでたっても俺はガキだなと思った。何回も海を見てるくせにいまだにやたら感動したり、古い友人とこんな遠くまで来ている事に感傷的になったりする。
あの時も、こんな感じだった、とか思ったりした。
海を取るためデジカメを取りに車に向かっていると、セージから電話が入った。
セージ「1?2の同窓会どうする?」
そうだった!同窓会をするんだった!またみんなで集まって、いろいろ話そう。
ただ、今の生活を、あのころのエピローグにはしたくないなとおもった。
いまは、今の生活なのだ。


↑漁港でたそがれる涼


怪談漬け

今日も家をほとんど出ずに怪談ばっかり読んでた。
「新耳袋」第ニ夜と第四夜。二日で200話も怪談を読んだ。
でも何で今さら新耳袋なんだろう・・・・。
俺は今まで市販の他の怪談の本を読むのが余り好きではなかった。だってどの話も似たり寄ったりだし、うさん臭い。
大分前に同じ幽霊系の本を買ったんだけど、もうなんか装飾がやたらグロかったり、文章がやけにこちらを怖がらせようとする気がして逆にしらけたり、最後に例解説とかが載っていてうんざりしたり・・・。
で、ある日コンビニで大好きな伊藤潤ニ(『うずまき』の作者)が描いた『本当に会った怖い話』というマンガを買う。こういう類いのマンガはもうすでに巷には死ぬ程溢れかえっているんだけど、伊藤潤二ならまたぶっ跳んだ事をしてくれるに違いないと思ったのだ。
・・・・・面白い!!
めちゃくちゃ面白い!!!
特に『隣の女』ってやつ。まじにぶっ飛んでた!伊藤潤ニは天才だ。天才か気違いの
どっちかだ。
で、思ったのが、こりゃ『ほんとにあった』っていうのは明らかに嘘だって事。読んだら分かるけど、もうこれは完全に伊藤潤二ワールドになっていて、これが実際に起きたらほんとにとんでもない事になってるだろう。
あとがきを見てみた。すると、案の定作者は原作にかなりの脚色を加えたようだ。やっぱね?。
・・・え?原作・・・?原作があるの?
それが『新耳袋』だった。
読んでみると、ほんとに面白かった。
昨日のボスのコメントの通り、文章はとても簡潔で、ほとんど脚色がない。俺みたいに本をあまり読まない人でも簡単に読める。
俺は昨日買った時からずっとハマって読んでいた。一話一話はそれほど怖くない。しかし、ひとりで部屋で黙々と読んでいると、じわじわとボディーブローのようにきいてくる。
次第に音に敏感になってきた。熱いのでクーラーをかけて寝そべって読んでると、視界の隅に俺の部屋の残りの空間が見える。
「何気にしてるんだろ・・・」
また本に向かって怪談を読みはじめた。すると、
電灯をつけるひもが揺れている・・・・。
クーラーが起こす風が揺らしているんだって事はわかっている。でも、やっぱり気になってしまうのだ。
遅かったのでもうねる事にした。でも、よく耳を済ましてみると、いろんな物音がする。気になって眠れない・・・!
もう怪談にどっぷり。これだから怪談はいいんだよね!
テレビでJホラーがやるんでこのへんで。


怪談新耳袋

馬鹿なことをして、本文を消してしまった・・・。
今めっちゃ怪談にはまっています。今日「新耳袋」って本をよんでいるんだけど、めっちゃ面白い!
・・・・・・・
なんか一時間近く書いたのに記事が消えてしまって、落胆が大きいので今日は以上っす!!!!


バカップルの付き人

今日は映画『ノロイ』を見た後、浪人時代の先輩達と酒を飲んできましたよ。
でもそんな話題を話しても面白くないんで、昨日の完全燃焼な出来事を書きたいと思います。
ちょっと聞いてよ????(涙)!!!!
昨日は車を一時間近くも飛ばして、嘉手納基地で有名な嘉手納って所までいったわけ。その目的は、友人の山内真の彼女の案内・・・・・。
山内真はロンドンに住んでる高校時代からの友人で、一ヶ月前ぐらいから沖縄に帰ってきている。で、ちょうど今千葉からロンドンで知り合った彼女が沖縄に来ているんだって。
一昨日、俺は真のふるさとの読谷村に、友達二人と一緒にエイサー(沖縄の伝統的な踊りね)を見に行った。で、その時に真が彼女を連れてきていて、俺と友人二人、それと真たちカップルの合計5人でキナっていうやつの家に殴りこんで、いろいろおしゃべりをしていた。
その時、真たちカップルはもうしょっちゅうキスしまくってたの。俺の向いで。
真「危ない!!」
チュッ!
真「あ、虫だ!」
チュッ!
真「間違えた!」
チュッ!
残りの面々はまったく・・・って感じである。
すると、真がこんな事をいった・・・。
真「マサキ、明日智ちゃん(真の彼女ね)とデートしれな」
・・・・・・・・はああ!!?
俺「なんでよ!?」
真「明日俺よ、家庭の事情で家族で中華料理食べに行かなきゃいけないんですよ。キナ君もいってね。」
キナ「私もですか、おじさん」
何じゃそりャ!?
しかし、キナと真は有人関係に損得勘定をほとんど入れない、類い稀な人物だと思っているので、智ちゃんの案内を引き受ける事にしたのであります。
キナと合流して、キナの車で沖縄市へ・・・・。
キナ「でも俺なんかのテンションについて行けなくて、彼女が引いてたら俺なんかも引くよね」
そう、俺達は緊張していた。友人の彼女と何話せばいいのか全然分からなかった。共通の話題とか見つからなくて、独り沈黙してしまったらどうしよう。俺はたちまちギブアップだ。口下手な俺には戦えない。
そして心配なのが移動時間。キナは車を運転しているからいいけど、俺は一対一のタイマンだ。沈黙したらどうすんの、俺!
しばらくして、智ちゃんとの合流場所に到着・・・。
俺たちの緊張はピークに達する!
しかし、智ちゃんは思ったより気さくな人だった。逆に俺達よりテンションが高くて、圧倒されぎみ。しかし、真とのなれそめから、真の好きな所などを話題にふって、何とかピンチをしのげた。
三人で向かった先は、『アメリ感、アメリ観』というお店。
ここで、智ちゃんが沖縄発祥の『タコライス』をたべた事がないというので、強制的に食べさせた。ちなみに俺は牛肉ピーマン炒め。
まずい・・・。
これはほんとにまずい。美味しくない。
そして、どうやら三人ともまずかったようだ。これは完全に店を間違えた。
ヤバい!空気がヤバい!おれとキナは同時にその空気を悟った。何とかせねば!
おれとキナの頭脳がフル回転で動き出す!
でも、おれの頭はすっかり錆び付いていて、チッとも働かない。逆にキナは頑張ってた。こんな男はダメだとか、逆にこんな男、女がいいだとか、どんどん話題をふってくる。すごい!
おれも何とかその話に便乗して、話題を盛り上げようとした。
なんか場が一つになってきた・・・!!!
ようやくみんなでしゃべっているような感じになってきた!なんか楽しいぜ!
そのときである、真がやってきたのは・・。
彼女の頭の中からは、あっという間におれ達二人は消え失せて、真しか映らなくなってしまった。
真の時だけ、明らかに反応が違う。当たり前なんだけど、何で俺たちこんなに頑張ったんだろうってなってきた。
真「プリクラ撮りに行こうぜ!」
近くのミハマセブンプレックスの所までわざわざ車で移動して、プリクラを撮りに行った。
構図はもちろん予想がついていた。どうせ、俺とキナが画面の手前に座り、真と彼女が後ろでディープキスでもするのだろう。
あ、ほらやったよ。
あ、また。
あ、今度はホっぺか・・
俺はどこともなく視線をうつろにする以外なかった。キナも同じ。目のやり場がない。
もう、二人とも、いろんな意味で完全燃焼。
キナ「俺達は帰りますか」
・・・・・・・
真「え?!二人ともフリマーいかないの?残念だな?」
彼女をおんぶしながらいわないでくれよ?
結局、二人のラブラブっぷりを強烈に見せつけられて、なんか心がいたいな?とか思いながら、車で家路につくのでした。
でもうけたからいいんだけどね。
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