ボーリングに神がおりた

今日はサークルのショートとテーマ部門の選考会だった。俺の作品は去年の大祭に出したやつなんだけど、あの時ものすごく音声が悪くてなに言ってるのかさっぱりわからなかったから今回もう一度出すことにした。
で、久しぶりに見てみると・・・
ああ、なんか直したいところがいくつか出てきた・・。でももう素材はこの世に存在しないから出来ないんだよね?。残念。
で、選考会終了後、三年男子数人が集まって久しぶりにボーリングをした。
集まったのは、俺とザッキー、ムッシュ、ゴトゥ、ユッチ、リョウの六人。
俺たちはまずこの六人を二つに分けて、総合スコアで1ゲーム代をかけて戦おうってことになった。まあ、いつも通りだよな。
で、グーパーでわけると、俺とムッシュとリョウのグループと、ザッキー、ユッチ、ゴトゥのグループになった。ちなみに俺とムッシュのいつものスコアはだいたい100点前後、残りは120?140代ぐらい。
勝てるわけ無いですやん!!
しかも、俺100点前後とか言ってるけど、余裕で50点とか出すし、隣のレーンにすら投げたことがあるぐらいなのに!俺は金欠なのだ。これはヤバい
ムッシュ「じゃあ、最初は練習ってことで!!」
ザッキー「なにそれ!キタネー!」
でもお金を守るためにはこうするしかあるまい・・・。
しかし、俺たちは大きな誤算をしていた。俺たちは大事に気付いていなかったのである。・・・そう、俺に神がおりてきているということに!
はじめの一投こそ7本しか倒れなかったけど、二等目はもうストライクがでて、5、6投目も連続ストライク、7、8投目は連続スペアをとって、終わってみればスコアが145点の快挙を達成、ゴトゥに次いで2位の成績になり、終わってみれば俺らのグループが勝ってしまったのだ!
やった!!うひょひょひょひゃ???!!!!
ザッキー「え?だってムッシュが練習だっていったじゃん」
そうだった!むがー・・
第二ゲームは勝負するかって話になったんだけど、さっきのはやっぱり奇跡であって、もう勝てないだろうてことで、勝負はしないことになった。
この判断は正しかった。なぜなら、俺に起きた奇跡は、みんなに伝染してしまったからである。
第二ゲームは俺は自分でも何かに乗り移られたようにしか思えなかった。第5等までストライク2つ、スペア3つと、ピンを一個も残さないと言う荒技っぷり。
ザッキー「ど、どうしたのマーシー、なにこれ」
俺「わからん・・・投げたら倒れる・・」
これを読んでる人は、もしかしたらピンが倒れやすくなってるんじゃないかと思うかもしれない。確かにそれもあると思うんだけど、でも明らかにそれだけじゃない。
例えばスペアを倒しにいく時、たった1ピンしか残ってなかったとしいても、その時の俺ならどんなボールもまっすぐそのピンに突進してくれる。それはまるでピン自信がボールを糸で引き寄せているようにも見えた。
しかし、この現象は俺だけにとどまらなかった。さっきあんなこと言ってたザッキーも、2?6投までストライクかスペアのみ。終わってみればザッキーが168点、俺が163点だった。時価も全員3桁。
この頃岡Pがやってきて、この全員のスコアを見て驚いていた。
岡P「なにこのハイスコア・・・」
次のゲームから岡Pも参加することになった。メンバーが7人になったので、個人戦をすることにした。下から2位以内の人は上位二人にゲーム代を払わなければならないということになった。
俺は金がないからここで勝ちにいくしかあるまい!神がおりている俺なら出来る!
しかし、今回のみんなは完全にいかれてた。
俺は6?8投目でミスって優勝戦線から脱落してしまったけど、それでも146点を取った(1ゲーム目よりも高い)。しかし、終わってみると、なんとこの点数で5位!!ザッキーとゴトゥと岡Pが150点台をたたき出し、なんとムッシュに至っては、今までの自己最高を30点も更新して180点をたたき出したのだ!
アブナい・・・
なんだろ、この異常なまでのハイスコアっぷり。これから悪いことでも起きるんじゃねーのって、背筋が寒くなる思いがした。
おれ、ザッキーのために祈っとくわ?。アーメン



↑これが驚きの結果だっ!