サッカーの宴

今朝のチャンピオンズリーグの決勝を見れたサッカーファンはホントに幸せだったと思う。マジすごかったんだって!!
昨日の11時ぐらいから俺はムッシュなんかと合流してラーメン食った後岡Pの家にむかった。目的は早朝三時半から始まる、チャンピオンズリーグ決勝戦、ミラン対リバプールをプロジェクターの大画面で観戦する事だった。
集まったのは俺とムッシュ、岡P、リョウ、ズン、西方、そして一年のゴッチ。
みんな三時まで暇なんでウイイレで時間をつぶしていたんだけど、俺はそういう系のゲームがひどく苦手なんで、岡Pに容赦なくボコボコにされた後一人黙って寝る事にした。
で、三時半。
遂にサッカー中継が始まった・・。俺たちは気分を高めるためにどのチームを応援するか宣言する事にした。
リバプール・・・俺とムッシュ。
残りは全員ミラン。特に岡Pのミランへの執念はヤバい。何かとミランミランミラン・・・これには負けたくないぜ!
ところが開始一分、ミランがフリーキックをボレーでダイレクトに叩き込んで、あっという間に先制。うわ!!
岡P,西方、リョウ、ゴッチ、その他一名「やった!!やった!!」
もう周りがうるさい。しかし、直後にリバプールのかなり惜しいヘディングシュートがあり、これはすぐに同点に追いつくんじゃないかという期待が持てた。
ところが・・・
36分にミランのカカを起点にクレスポが二点目を決めた後、その直後にカカのすごいパスが飛び出してクレスポに三点目を許してしまった。
そのまま前半終了。3-0。この結果は重い・・・
ミランの圧倒的な攻撃力を見せつけられた形で終わったので、ムッシュは「ああマジか?つえーなー」とかしか言えず、リバプールのサポーターもだんまり。この時誰もが思っただろう・・。もうこの決勝戦は勝負がついたって。岡Pがうれしそう!
しかしハーフタイムが終わり、リバプールには後半からベテランのハマンと言うドイツ人が投入された。ハマンはピッチに出てくる時、手を激しく動かしながら、『どうした、もっと盛り上がれ!試合は終わってない』と言っているように見えた。
そして、本当にそれは奇跡の反撃の前触れになったのだ。
後半、俺の大好きなジェラードがヘディングで決めると、流れが一気にリバプールのペースになり、スミチェルのミドルシュートで二点目が入った!
うおおおおおお!!
朝っぱらから絶叫する俺ら。西方『やっぱ俺リバプール応援しまーす!!』
あと一点!!
その直後、ジェラードがゴール前で倒されPKをゲット!!
うおおおおおおおおおおおおお!!!!
これをシャビ・アンソロが、一度キーパーにはじかれたけどこぼれ球をきっちりゴールに決めて同点に追いついた。
3-0から同点!!あのミラン相手に!!!!
こんな展開を誰が予想したのか!!!
もう岡Pの部屋はお祭りとなった。
岡P「悪夢だ・・悪夢だ・・・・」
 
結局試合はこのまま延長戦に突入しても決着がつかずPK戦へ。リバプールのキーパのデュデクが、かなり変な動きをして相手を惑わし、ゴールを防ぎ、結果、リバプールの奇跡の大逆点が生まれた。
俺たち見ていたみんなが、いい試合だった、素晴らしい死闘だった・・とそれぞれの表現でこの試合をほめたたえた。
岡Pはベッドで悶絶。