ケヤキ会館

今日八時十三分に起床して、口から泡を吹く思いで八時半集合のケヤキ会館に向かった。ステージのリハーサルのためである。
何のリハーサルなのか全く知らなかった俺は、周りの高齢さに驚く。ザッキーとヒロキさんをのぞくと、皆40?60代ぐらい。なんか、日独親交の催しものらしい。
で、俺はドイツなんて、ビール、フランクフルト、ナチスドイツ、ブンデスリーガぐらいしか知らないわけで、そのせいでいろいろ珍しいものを見ることが出来た。
例えば、ナントカって言う楽器(・・・名前忘れた!)。ギターの首を胴の部分に組み込んで琴の形にしたような楽器で、とてもきれいな音を出していた。しかもん日本ナントカ協会ってのも存在していると知って、“日本”“協会”を付けたら何でも出来るなと思った。
でも、一番びっくりしたのはなんと言ってもあの時だった。
俺が合間をぬってドリンクを買ってきた帰り。ステージへの扉が開いていて、そこから心地よい歌声が・・・・・・
しかし良く聞いてみると・・・
これは・・・まさか・・・ヨーデル!?
舞台を見ると驚いた。なんと一見ただの中年のおっさんが、マイクテスト代わりにヨーデルを歌っているのだ!!
俺にとってヨーデルはギャグの世界。それをサラリーマン風のおじさんが歌っている。しかもうまい。
おじさん「ウ?ヨ?デルヨ?デル??、ポッポ?」
ぱちぱちぱち・・・・
超シュール。しかも聞いたところによると、この親父は日本ヨーデル協会の会長だったんだって。人は見かけによらないなと思った。


↑ブースにて。右から俺、ザッキー、ヒロキさん