ファッキンなトゥデイ

今日はもうファッキンなマンデーだったぜ・・
朝起きるとムッシュから着信アリ。
「履修登録しようぜー」
俺は軽快にジャケットをはおり自転車に乗るが、坂道にさしかかったとたん前と後ろ両方のチェーンが外れ、直すのに時間がかかり、待ち合わせに遅刻するわ、降り注ぐ小雨にうたれるわ、手が油まみれになるわって感じになる。
A号棟でパソコンで履修登録しようとするもパスワードがわからず
30分無駄にし、管理棟に行ってデータを初期化しにいこうとするとまたチェーンがはずれ、手が再び油まみれに。初期化してもらったあとまたパソコンで履修登録しようとすると、何故かまだ開かない。あり?結局となりのムッシュのパソコンで出来た。
その後ムッシュと再会を固く誓って分かれた後、ドライアイスを20キロ発注しに家までダッシュすると、三たびチェーンがはずれ
手が油まみれに。
再び学校に戻って縦割りの準備にいそしんだ後(ズンをこき使ったのも含む)、五時からチャンプルへ。ついにチャンプルで初バイトである!
俺はチャンプルは、かなりイカしたいかれた店だとおもう。こんなにぶっ飛んだ店は無いんじゃない?店の後ろは粗大ゴミの山。常連さんが多く、満員の日もしょっちゅうあるのに毎年増大する赤字。ひどいときは注文してから一時間後にしか出てこない沖縄料理。しかし、そのすべてをぶっ飛ばすほどの魅力があって、それはこの店のママさんだ。ママさんはヤバい!ママさんほど人間臭くて輝いてる人っていないんじゃない?ここではどう書いたらいいのかわからないけど用はすごい人なんすよ(去年と一昨年の大祭に常連さんを引っさげて来てた)。
で、おれはそんな人のもとでバイトすんのが楽しみだったわけ(今日は二時間だけだけどね)。
店に着くと、ママさんは超焦ってた。今日は一気に22人の大集団がくるから2階の整理を大慌てでやった。で、チャンプルの常連さんの謝花さんも手伝いに来てて、その人と一緒に、台所とは別に客席にコンロを持って来てヨモギを天ぷらであげ始めた。
・・うわー・・・・思い出しただけでもゾッとするわ?・・・
俺の担当は揚げられているヨモギをひっくり返す事だった。で、あがったヨモギを一部ついばみながら、調子に乗って来た俺はどんどんじゅーじゅー言ってるヨモギをひっくり返す。その時、ママさんが衣のカスを取りにオタマ(?)を油の中に入れた。するとそれに一部水分がついていたらしく、油がバチンとはねて俺の目に入りそうになった!
あち!
その瞬間、悲鳴があがった。煮えたぎった油がママさんと謝花さんのところに大量にこぼれたのだ。俺は油が目に入りそうになった瞬間にのけ反って客席のテーブルを突き飛ばしてしまったのだ。
         顔面蒼白
ママさんと謝花さんは無事だった。ママさんは足に少しやけどを負ったみたいだけど、そんな事一言も言わず、「あんたいい教訓になったね」といってくれた。俺は引き継ぎのあーやーがくると逃げるようにチャンプルを出た。
うおおお・・・ああああああ・・・・
何だろうね、この感じ。ヨモギじゃなくって油ひっくり返してどういうつもりだよ。
帰る途中、坂道にさしかかったところでまたチャリのチェーンが外れ、手がまた油まみれになった。