ニッパツ三ツ沢球技場にプレーオフを見に行ってきた

横浜FCのホーム席の巨大フラッグを近くから見た時の絵

 

今日は待ちに待ったJ2のプレーオフ、ジェフ千葉対横浜FCの試合に行って来ました!

 

簡単にプレーオフとはなんなのか説明すると。。

Jリーグでは、J1の下位3チームとJ2の上位3チームで入れ替えが行われているんですが
今年からは、J2の1位・2位は自動的にJ1の最下位、最下位から2番目と交代するものの、J1に上がる3つ目のチームは、J2の3位から6位までのトーナメント戦(プレーオフ)で決まるというルールに変わりました。
一応シーズン中の順位が高いほど、ホームで試合できる、引き分けでも勝ち上がれる、などの優位な条件が与えられるのですが、ここはガチンコ勝負。勝ち抜けた1チームだけが昇格の切符を手に入れることができるシビアなトーナメントです。

で、5位でシーズンを終えたジェフ千葉は、アウェイの横浜にあるニッパツ三ツ沢球技場で試合をすることになりました。今回は大学の後輩の長野さんと行ったのですが(赤嶺涼にはすっぽかされた・・・)、前の記事にも書いた通りジェフ側の席を取れなかったので横浜側の席に座って観戦。一応横浜のタオルも買い、応援体制はバッチリ。

ニッパツ三ツ沢球技場は、観客とピッチとが非常に近いスタジアムでした。物凄い臨場感があって選手が間近に見えて素晴らしい。空も昨日の嵐とは打って変わって、藍色の絵の具をばらまいたような快晴で、横浜FCのチームカラーの色がとても映えて美しかったです。

ちょうどゴール裏に座って観戦していたのですが、ここに座って初めて分かったのは、ジェフの応援の洗練されっぷり!スタジアムの半分くらいをジェフカラーの黄色で埋め尽くしている上、飛んだり跳ねたりしながらチャントを大熱唱。太鼓の大きさや声量の大きさは完全にホーム側の応援を圧倒していました。初めて敵側の視点からジェフの応援を見たのですが、その応援の憎たらしいこと。相手にこれやられるとかなりきついです。

逆に横浜は応援のしかたと歌の歌詞をプリントにしてサポーターに配っていたのですが、応援スタイルが浸透していないのか、あるいは気圧されてしまったのかで、かなりおとなしかったです。

結局試合も4−0で千葉の圧勝。圧倒的な試合内容で横浜をズタズタにしてしまいました。

 

J2プレーオフジェフ千葉対横浜FC

引き上げる横浜FC

横浜FCホーム席に強烈な直射日光が降り注いでいたんですが、それがだんだん赤くなり、日が沈む頃に迎えた敗戦でした。次第に伸びる影が悲しさを助長して、4−0になった後の残り時間は哀愁さえ漂っていました。。

僕は基本的にジェフを応援しているので勝ったのは嬉しいんですが、これを観ていてなんとも言えない気持ちになります。それでも、横浜は一時は最下位に転落しながらも、リーグを4位で終えるという、奇跡的な躍進を遂げたチーム。来年はもっと凄いチームになっていることでしょう。

取り敢えず、ジェフは次がプレーオフ最終戦。来週は国立に行ってきます。