今週半ばに沖縄に帰ります

こんばんは。今週の水曜日にはいよいよ沖縄に帰ります。2週間ほど滞在して、その間に島中のいろんなところに行って、イラストの参考になるような写真をガンガン撮って行きたいなと思ってます。

うひょー!青い海!!青い空!!!超うれしい!!!!

でも、実家に帰ってもパソコンやら作業道具は一式揃ってて、結局は千葉にいるのと同じ感じで昼間は作業しているはずです。そんな滞在もありでしょう。。
というわけで、今週もよろしくお願いします。先週はブログをちょっと休みすぎたので、今週はちゃんとかけるようにしたいです。取り敢えず、あした明後日は僕にとってやること盛りだくさんなので、なんとか乗り越えて飛行機に乗りたいと思います。

漫画超えを目撃中

 

ここ数日間、特に香川真司がマンチェスターユナイテッドで開幕戦をスタメンフル出場して以来、もうそれに夢中になってしまって、なかなか作業に集中できない。

僕が中学の頃に「VIVA! CALCIO  ビバ!カルチョ」っていうサッカー漫画があった。それは日本人のサッカー選手シーナが、セリエAの当時の強豪であるフィオレンティーナで大活躍するって話なんだけれど、その活躍っぷりが半端ない。実在のスター選手が実名で登場していて、たとえばチームメイトにはアルゼンチン代表だったバティストゥータや、ポルトガル代表だったルイ・コスタがいたりするんだけど、彼らと普通にタメ口をきいたりするわ、しかも彼らより圧倒的な技術・身体能力で脇役扱いにしてしまうわで、圧倒的な活躍を見せ、どんどんチームを引っ張っていく。

でも、僕はその頃バティストゥータがどんな選手だったのか全然知らなかったんだけど、そのあと日本が初出場したフランスワールドカップのグループリーグで、バティに日本はボコボコにされてしまって、漫画と現実とはかくも離れているものなんだなと痛感してしまった。

ところが今、香川真司がプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドという化物チームで、まさに漫画超えをしようとしている。チームメイトにはあのルーニーがいるし、さらに去年のプレミア得点王のファン・ペルシーも入ってきた。舞台が漫画以上にゴージャスだ。そして、香川はオープン戦で、ゲームをコントロールするトップ下。しかもフル出場。まだまだにわかファンな僕でも、すごいってことはよく分かる。このままプレミアを引っ張っていって、ビバカルチョの世界を超えていって欲しいな。

でも正直、サッカーの情報を集めて見ることが多いけれど、最近は夢にまで出て来るようになってきた。生活を侵食しすぎ。お前の本職は何だ。

 

 


ハゼ釣り

ついこの間、ドラマーの羽野さんと荒川にハゼを釣りに行った。普段家にこもりきりだから、長時間野外で過ごすのは久しぶりだった。

午後3時過ぎぐらいから始めたんだけれど、その日は完璧な夏の日で、空はどこまでも青くて、雲がぷかぷか浮かんでいた。日差しは皮膚を刺すようだったけれど、風が強かったので、それほど暑いとは思わなかった。
でも、風が強いってのはあまり釣りには向いていなくて、棒ウキが横に倒れまくった。

僕はハゼ釣りをしたことがなかった。沖縄にはハゼの種類こそ多いものの、釣りの対象となるようなハゼはあんまり。しかも、本土では川で釣りをすること自体始めてだったので、とても新鮮だった。釣竿は羽野さんからお借りした延べ竿。リールのついていない竿を使うのも高校以来だ。

ハゼは釣れだすと入れ食いになるって話を聞いていたけれど、この日はかなり食いが悪かった。ここにも風の影響があるのかもしれない。しかもアタリ(さかなが餌を食べている反応)はあるのだけれど、なかなか引っかからない。普段はアタリがあった瞬間バシっと竿を立てて引っ掛けるんだけど、羽野さんが、これでもかというぐらい待ったほうがいいというので、そうすることにした。それで、ウキが完全に沈んで5秒待って、そこから合わせみたんだけど、それでも引っかからなかった。どうも餌を吐き出した後のようだった。簡単だと思っていたけれど、なかなか難しい。結局どのあたりで引けばいいのかわからなくなって、今度はウキが沈んだあと何もせず、しばらく放おっておいたら、20センチもする特大ハゼが釣れた。

日がちょうど頭上を通って、真正面に沈もうとしていた。太陽の光が水面に反射して、ウキが見づらくてたまらない。日差しで肌がぶすぶす焦げていくようだ。猫もたまらず草むらの後ろで休んでいた。

いよいよ西陽がやばいという時に、日差しがふっと和らいだ。みると、正面にまるで世紀末のような入道雲が沸き上がっていて、それが日差しを覆い隠していた。

足元を見ると、海が満潮になったからか、河口に近いここも水があふれ始めていた。

三日月が輝き出す頃に釣りをするのをやめた。光は消え去ったけど風だけが残って、とても涼しくて気持ちよかった。帰りは自転車で羽野さんと二人乗り。
夏。。
どのように料理したかはまた今度。

FC琉球!

今回のオリンピックでサッカーがむちゃくちゃ面白くて、男子女子合わせると、中一日の2日連続で睡眠不足が2週間以上つづき、大変だった。会社員のサッカーファンの皆様はほんとお疲れ様でした。

試合が終わった後にサッカー関連のニュースだとかブログを見るのはほんとうに楽しかった。僕は戦術だとか全然わからないけれど、いろんなブログやコラムから情報を仕入れた上で、誰と誰が連動してどう動いているのか、そういうところを意識して見るようになってきて、いつもよりもっとサッカーを見るのが楽しくなった気がする。

そんな中あるブログを見て、普段から応援合戦をしているJリーグのサポーターがとても羨ましくなった。そのブログでは、Jリーグのサポーターが代表の試合を見ると、「うちのチームのどの選手が活躍してて誇らしい」だとか、他のチームのサポーターが「あんたのチームの〇〇スゲーな」といったやり取りがあった。確かに自分がいつも応援しているチームから日本代表で活躍すると嬉しいに違いない。国内リーグを応援しているからこそ、代表がより楽しめる。

それで、僕もせっかくだからJリーグを応援したいなーと思い、近所に本拠地があるジェフでも応援するか、なんて思っていたんだけれど、それ以上に親身になって応援できるチームを発見してしまった。それは、FC琉球!!

FC琉球はJ2よりも下のリーグJFLに所属していて、Jリーグへの加入を目指している沖縄県のプロサッカーチーム。選手には元日本代表の我那覇もいるし、ヴェルディで活躍していた永井選手もいる。

でも、このチーム、なにかとネタが多い。

たとえば、チームの総監督が何故かフィリップ・トルシエ。ユニフォームの背中に書かれるスポンサーはニコニコ動画。そして極めつけは、チームのマスコットキャラの「ぐしけんくん(仮)」。あのボクサーの具志堅用高をそのままキャラ化したやつで、アフロであの顔だし、手にボクシンググローブをつけている。沖縄繋がりという以外サッカーとなんの関係もない。

これがJリーグに参入して、近所のフクダ電子アリーナで、「ぐしけんくん」がパンチンググローブでジェフの犬を殴っているのを想像すると激しく興奮した。一日も早くJFLを優勝して、Jリーグに登ってきて欲しい。これは応援するしか無い。

ホーム戦は当然沖縄だからなかなかいけない。それでアウェー戦でも見れるのではと思ったんだけど、JFLの試合はあまり近所ではやらないらしく、なかなか見に行きづらいことが分かった。もちろんテレビでもやらないから、どうしようと思っていたんだけど、スポンサーであるニコニコ動画が無料で生放送をしていることがわかった。

今はちょうど中断期にあるらしく、生放送は今はやっていないんだけど、過去の生放送のアーカイブが視聴可能だったので、早速見てみることに。それは去年のホームでの試合で、対戦相手はジェフ・リザーブスというチームだった。実況の解説が有名なサッカーコラムニストの金子達仁さんだったので、さらにテンションが上った。

で、試合はというと。。。

前節で初勝利を収めたばかりの最下位チームに、全くいい所を見せること無く負けてしまった。金子さんも「もしトルシエさんがこの試合を見に来ていたら、スタジアム全体を破壊してますね」と若干怒り気味で話していた。それもうなずけるようなひどい内容だった。

さらに、ネットで調べてみると、今月初めにホームで「一万人サッカー祭り」というのがあって、ホームに初めて観客が1万人も入ったらしいんだけど、その試合で1-2で負けてしまい、スタジアムがお葬式のような空気になったそうだ。コアなファンが、この場面で必死で走らなくてどうするんだ、とブログで嘆いていた。結構悲惨なFC琉球だ。

でも、ネットを漁っているうちに、先に触れた永井選手のブログにいきあたった。彼のブログは試合への分析や現状への不満、今後の展望がアツい文章で書かれていて、とても感動してしまった。ここまでちゃんと文章をブログに書いている選手は中田選手以来あまり見たことがない(そもそもあんまり見ているわけじゃないんだけれど)。

こんな選手を見つけると、やっぱり応援したくなる。まだまだ先の話になりそうだけれど、いつかフクアリでジェフとの名勝負を見るのを楽しみにしている。

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ということで今週もよろしくお願いします。
最近またいいお誘いが増えてきて、嬉しい限りです。自滅しないように有意義な一週間を過ごしたいと思います。
皆様も、良い一週間になりますように。

足音さんの帰還

最近母からちょっと嬉しいニュースが入った。今日はその話です。

うちの実家では不思議な物音がする。二階の僕の部屋で、ベッドに寝そべって本を読んでいると、誰かが階段をギシギシ音を立てて登ってくる。なんとなく母かな?とか思いながらぼんやり本を読んでいるんだけど、気がつくと全く音がしなくなっている。それで変だなと思い、部屋のドアを開けてみると誰もいない。。そんなことがよくあった。

初めのころは、風や家のきしみの音だろと思っていたけれど、階段を登るような音はどう聞いても風の音には聞こえないし、実家のこの家が建って15年も経っていないから、ひとりでに音が出るほど軋むってこともない気がする。考えれば考えるほど音の正体がわからなくなってきて、結局今でも謎のままだ。じゃあ、もしかして、、、とある疑惑が頭をよぎる。

数年前に実家に戻っていた時、不思議な物音のことを母に言ってみた。はじめは「まさか」と母は否定的だったけれど、しばらくして、「言われてみれば確かに階段がから誰かが降りる音がしたけれど、誰もいないってことがあった」と言い出した。この時初めて、不思議な音は気のせいなどではなく確かに存在するって事がわかった。

でも、うちに幽霊が住んでいるという感じは全くしない。人の気配がすることもなければ、誰かの視線を感じることもない。一人でいても全く不気味な感じはしないし、夜遅くまでホラー漫画を読んでても全然平気だ。猫も普通に寝ているし、変な事故が起きたり、誰かが病気になったりするなんてことも全然ない。ただ、変な足音がするだけだった。だから、僕の中で勝手に「足音さん」と呼んでいた。

今年の春、実家に帰った時、母が「そういえばあの音が最近しないんだよ」と言っていた。それで一週間近く滞在していたんだけど、結局、僕も一度も音を聴くことがなかった。足音さんは旅に出たのかもしれない。なんであれ、妖怪好きの僕としては、家から怪異がなくなるのは少しさみしいことだった。

ところが、ついこの間、実家とfacetimeでテレビ電話をしているとき、足音が戻ってきたと母が言った。リビングでテレビを見ていると、二階から誰かが降りてくる音がした、でも、父は仕事に出ているため、家の中には母以外はいないはずだった。まさか、泥棒?ドキドキしながら、リビングを抜け、階段に下までくる。ところが、誰も居ない。階段横のトイレにもいないし、玄関からは誰も出ていないし、他の部屋にもいなかった。そこで初めてこれはあの音だ、ということに気がついた。

足音さんが戻ってきた、足音さんが戻ってきた!

なぜかものすごくテンションが上った。今までその正体に出会ったことも無いくせに、足音が戻ってきただけで何故か嬉しかった。
旅の思い出を聞かせてくれよ、その足のステップで。

8月末に実家に戻る。その時足音が聞こえるのを楽しみにしてる。

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というわけで、今週もお疲れ様でした。また次の日曜日の深夜に。

よろしくお願いします。