無駄な比較で下手な凹み

なんかの雑誌で誰かが言っていてたんだけど、その人はアウトプット期間とインプット期間があって、ある一定期間はインプット、そして別の期間にはアウトプットだけをやるんだって。
それ読んでまさに俺やんけと衝撃。ある時期になると、もう本を読みたい欲求ばかりが湧き出てきて、そういう時期はとにかくなんでもいいからむさぼり読みたくなる。ちょうど今がそれで、絵を二の次にしたくなる(いやちゃんと描きますよ..)。

僕はそういう波があるので、今がインプット期間である以上、それを上手に利用して、吸収できるうちに吸収しておきたい。でも、毎回決まって、この時期におんなじ落とし穴に落ちてしまう。なにかのファンになってしまうということだ。

僕がそういう期間に突入すると、大抵なんらか作品だとか文章に出会ってファンになる。で、ファンになったら結構ヤバイ。四六時中そのことを考えだしちゃうのはもちろんのこと、その人の仕事と自分のやっていることを比較しだして、俺はだめだ〜と考えてしまう。

他人がやった凄いことに触れるのはいいんだけど、なぜかそこで自分を卑下してしまう。
アジカンのCDジャケットの絵を描いている中村佑介だとか、装画イラストの大御所である藤田新策の絵を見ると、凄いと思うと同時に、凹んでくる。でも、凹んだところで何になる。

しかも実際には、比較しようがない人に対しても同じ事がおきてしまう。
今日なんか、サッカーの長友佑都のことを考えていて、「なんて彼はすごいんだ。俺はだめだな〜」って考えて凹んでた。長友て。。お前は彼と何を比較しているんだ。。

でも、この後者の事例を見てみるとわかるけど、結局は他人を自分と比較して落ち込むことって、本当に愚かなことだよね。滑稽で逆に笑えてくる。それはそれでいいことだ。

ということで、今週も自分のできることを頑張りましょう。ここに来てくれた皆さんも、良い一週間になりますように。