「さくらを撮る」

この間R25で描いたイラストが、自分の今までのイラストと違ったけど、結構いいなーって思ったので、より自分のモノに出来るようしばらく描きつづけて見ようとおもって。

イラストレーターは結構かっちりした線になってしまうので、繊細な絵が苦手な僕としてはあまり使わないだろうとおもってたんだけど、卒業制作と前回の仕事でけっこう印象が変わりました。とはいえ、まだまだ自分らしさが出てるとは言えない気も。今後の精進だな。でも結構楽しいから、しばらくはイラレをわちゃわちゃ遊んでみようと思います。

 

それはそうと、この間花見に行ってきました。

この前の日曜日、アメリカ出身の友人夫婦と、うちの相方とで、代々木公園に花見に行ってきたんだけど。千葉と違って公園には信じられないほどたくさん人がいて、中にはかなりクレージーな人もちらほら。ほんと東京ってすごいなって思った。一番笑ったのは、さくら並木のところを陣取れなかったらしく、芝生の上にプラスチック製のさくらの枝の模造品を立てて花見をしている人達。偽物のさくらをみて、花見!こんなのありなのか。

どうせさくらの木の下に行ったとしても、みんな宴会に夢中になって誰も花なんて見やしない。それなら、花のようなものの近くで宴会しても一緒じゃないか、そう訴えかけているようで、見ていて楽しかった。頭がいいんだろうなと思った。

実際さくらがたくさん咲いているところに行ってみると、どこもかしこもどんちゃん騒ぎでカオス。ひたすらブレイクダンスを踊っている人、ギターで弾き語りをしている小学生、社交ダンスを踊っている集団。僕は終始見ていて笑いっぱなし。去年アメリカから来たばかりの奥さんはこの光景に若干引き気味だったけど。東京には本当にいろんな人がいるんだな。花を見るより人を見る方がたのしかった。ていうか、むしろ花を見ていた記憶が無い。

逆に、千葉公園の花見はとても静かだった。こちらも人がたくさんいたけど、代々木公園には遠く及ばない。そのかわり、みんな本当にまったり語ったり、花を見たり、喋ったり。花見ってこれだよな。

 

花の下で美味しい食べ物でも食べながら、春にしかない空気をたのしむ。そんな花見をまたしたいなー。