恐竜博にバイトに行こう!その2 ザッキーの甘い妄想編

今日、ものすごく切ない夢で起きた。俺の友人の女の子が何故か”インファナル・アフェア”っていう映画に(俺は本物の映画を見た事が無いのにも関わらず)出ていて、俺にさよならを言ってどこかのビルの屋上から川に身を投げるというものだ。すごく悲しくて、泣きそうになってガバッと起きた。ロフトでは居候のitoがグーグー寝てる。何なんだろうね、この夢。俺の中のぐるぐるがまた一段とぐちゃぐちゃして来た。
電車で上野まで、俺もザッキーも寝たり起きたりしてた。ここ数日間ろくに寝てないっす。上野公園を歩いていて、ザッキーがおもむろにしゃべった。
「おれ、今日寝たいわ」
バカか!俺もねたいわ!
以下ザッキーの妄想
木村(主任ね)「今日は将樹君はレジね。」
木村が去ろうとする。
嶋崎「しゅ、主任」
木村「何だね」
嶋崎「僕は・・僕は今日は何をすればいいんですか?」
木村「嶋崎君、君は寝ていなさい」
嶋崎「しかし主任!」
木村「ばかっ!!」
嶋崎「・・・・・・」
木村「・・・・・・」
(何がバカなのかわからないから二人とも何も言えない)
バイト先にはかわいい女の子が数人いてマジいいんだよね?
でも俺は昨日と同じような売店うろちょろだから特に話す機会がない(作ればいいだけの話なんだけどね)。ところがザッキーの場合は別で、レジだから女の子にいろんな事を教われる。
「人波が途絶えたときの会話が重要だよ(にやにや)」
しかし、そんなザッキーでさえまだ一回も話した事が無い女の子がいた。その子、かなりかわいいんだけど、この前のビッグライトにつづき、この子もめちゃくちゃみっちゃ★さんに似ているのだ!細さとか髪型とかね。目元も似てる!
「まーしー彼女に声かけなよ!」
以下ザッキーの妄想
みっ★んさんに似ている女の子(以下『み—子』)がレジをしている時、スタッフの俺が買い物をする。
俺  「これください」
み—子「え?(すこしとまどう)・・○○円です。」
み—子が近くの袋を取り、品物を入れようとする。その時
俺  「あ、袋なら俺が入れますよ、一応スタッフですから」
み—子「大丈夫ですよ」
俺  「いいからいいから・」
み—子「あっ・・」
その瞬間俺の手とみ—子の手が重なり合った
俺  「み—子さん、僕・・ほかにも買いたいものがあるんです」
み—子「・・なんですか・・・?」
俺  「・・・あなたの心です」
み—子「あたしを連れて逃げて!」
ザッキー「俺だったら絶対逃げるわ?」
ばかか、逃げるってなんで逃げんだよ!何だよそのシチュエーションは。
・・・・・いや、おれも逃げるかも